まず初めに、「一生、自分の歯で食べる」ことは、不可能なことではないと40年以上も前に証明されています。
「年を取れば、歯が悪くなるのは当たり前」「歯が悪くなりやすいから何をしても無駄」
そう思っていませんか?
実は、歯科業界には理論的には「一生、自分の歯を守り続けることは可能だ」と科学的に証明した、有名な研究があります。
1981年にスウェーデンのアクセルソン博士とリンデ博士が発表した、歴史を塗り替えた論文です。
「痛いときだけ歯医者に行く人」と「定期的にメンテナンスに通う人」で、6年後にどれほどの差がついたのか。その驚きの結果をご紹介します。
1. どんな実験をしたの?
スウェーデンで、30代から50代以上の成人約450人を対象に、2つのグループに分けて6年間追跡調査を行いました。
- 予防徹底グループ: 2〜3ヶ月に一度、プロによるお掃除(PMTC)と正しいブラッシング指導を受け続ける。
- これまでの治療グループ: 年に1回、健診を受けるだけ。虫歯ができたら治すという、これまでの一般的な通い方。
この2つのグループで、6年後に「虫歯」と「歯周病」がどうなったかを比べました。
2. 【結果】6年後、お口の中には「残酷な差」が…
結果は、私たちが想像する以上に大きな差となって現れました。
■ 歯周病(歯を支える骨)の進行
予防チーム: 6年間、歯を支える組織の破壊は全く見られませんでした(平均0.0mm)。
- 治療だけチーム: 全ての年代で、着実に歯周病が進行してしまいました。
■ 新しくできる虫歯の数
6年間で新しく発生した虫歯(治療した箇所の再発を含む)の数を比較すると、驚くべき違いが出ました。
| グループ | 6年間で増えた虫歯の数 |
|---|---|
| 予防徹底グループ | ほぼ「ゼロ」 |
| これまでの治療グループ | 平均 14 〜 15 箇所 |
「悪くなったら治す」を繰り返していたグループは、6年の間に平均で15箇所も新しい虫歯ができたり、昔治した詰め物の下がまた虫歯になったりしていたのです。

3. この研究が教えてくれる「一番大切なこと」
この研究が発表されるまで、多くの人は「大人になれば少しずつ歯がダメになるのは仕方ない」と考えていました。しかし、この結果はそれを真っ向から否定したのです。
「プロによる定期的なメンテナンスと、正しいセルフケアさえあれば、大人の虫歯と歯周病はほぼ100%防げる」
逆に言えば、「痛くなってから歯医者に行き、削って詰める」という治療だけでは、歯を失う流れを止めることはできないということも浮き彫りになりました。
最後に:あなたの歯の未来は、選べます
歯を失う原因のほとんどは、加齢ではなく「予防の欠如」です。
3ヶ月に一度、美容院や理髪店に行くような感覚で、お口のプロにクリーニングを任せる。それだけで、10年後、20年後に美味しいものを自分の歯で食べられるかどうかが決まります。
「最近、いつ歯医者さんでお掃除しましたか?」
もし数ヶ月空いているなら、それは将来の15箇所の虫歯を未然に防ぐ、大切なチャンスかもしれません。
砂町北歯科では江東区全域から通院していただいております。
県外からもお越しいただく方が増えてきてありがたい限りです!患者様の歯を守るために全力で歯科治療、予防に取り組んでいます。
継続して通っていただいている患者様たちにも満足していただけるように全力を尽くしていきます。










