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2020.11.02

院内感染対策

~安心して治療を受けていただくために~

院内感染対策今現在コロナウイルスにより、院内感染対策についてクローズアップされるようになっています。
当院では以前より「安心・安全な歯科医療を提供する」という理念に基づき、院内感染予防を重視して診療しています。

具体的には、

1.スタンダードプリコーション

米国防疫センターの提唱する感染予防対策にしたがって診療をおこないます。

2.厳重な消毒滅菌工程

使用する医療器具は全て滅菌や薬液消毒をします。
滅菌工程は、薬液消毒→超音波洗浄→高圧蒸気滅菌という3段階の厳重なシステムを採用しています。

3.歯を削る器具の内部も清潔に

専用の洗浄器を使用して、歯を削る器具の内部まで洗浄します。

4.消毒滅菌できないものは使い捨て

患者さんごとに手袋、コップ、エプロンなどは使い捨て(ディスポユーズ)です。

5.診療室内の空気も清潔に

空気清浄機4台が常に作動しており、治療空間もクリーンに保つよう心がけています。

6.院内感染対策のための研修

スタッフ全員に院内感染予防に関して定期的な研修を義務づけています。

 標準予防策 Standard Precautionsとは

標準予防策 Standard Precautionsとは、1996年、米国防疫センター(CDC)が提唱した感染予防策で、現時点での感染予防の考え方の基本となるものです。

●考え方
全ての患者の湿性生体物質は、感染の可能性があるとする。

●対象
血液、耳鼻分泌物、創からの浸出液、手術切除材料、血液の混じっている可能性のある唾液

●目的
患者を交差感染から守る。
医療従事者を職務感染から守る。

●利点
交差感染の率を低下させると同時に、全ての患者がその診断に関わり無く、一定の質の治療を受けることが出来る。
未同定の病原体の感染から、医療従事者を守ることが出来る。

●要点
体液、排泄物は病原体が未同定であると認識する(調べ尽くせない)。
湿性の体液(汗、唾液、涙液は除く)は高リスクである。
血液、体液に触れる可能性のある時は手袋を使用する。もし手に触れたら、直ちに流水と石けんによる手洗い、場合によっては消毒をする。
血液、体液が飛び散る可能性のある場合はマスク、ゴーグルなどの防御用具をしようすること。
感染性廃棄物の分類、保管、運搬、処理を適切に行うこと。

砂町北歯科 院長

歯科医師 下田隆司
歯科医師 下田隆司

鹿児島大学歯学部卒業後、東京都江東区にて砂町北歯科を開院。
予防歯科を軸に、重度歯周病治療、歯周形成外科、インプラント治療、審美セラミック治療まで幅広く対応している。
5-D Japanなどのスタディグループで研鑽を積み、機能性と審美性の両立を重視した包括的な歯科医療を実践。
江東区学校歯科医会の情報理事として地域医療にも携わり、現在は小児期からの口腔機能発達・咬合誘導を重視した予防管理に力を入れている。