皆さんこんにちは砂町北歯科院長の下田です。
ホワイトニングが推奨されない場合がございますので今回解説いたします。また効果は人によってかなりの差があります。皆様のイメージする真っ白な歯にするには相当数なホワイトニングを継続して行わなければ到達することができません。ですので、ホワイトニングを行う前に必ずしっかりとしたコンサルを受けてからホワイトニングを受けたください。
虫歯や歯周病の人
虫歯や歯周病があると、ホワイトニング薬剤が病気の部分に直接触れることで、痛みや炎症を引き起こす可能性が高いです。そのため、まずは虫歯・歯周病の治療をしてからホワイトニングを進めましょう。
妊娠中や授乳中の人
妊娠中や授乳中の女性は、ホワイトニング薬剤の成分が胎児・乳児に影響を及ぼしたり、ホルモンバランスが乱れたりするため、基本的にホワイトニングはできません。
実は、胎児・乳児へどのような影響があるのか具体的なものはわかっていませんが、100%安全と言い切れないため、ホワイトニングは控えましょう。
ホワイトニングの効果がない人の3つの特徴
以下の3つの条件のどれかに該当する場合、ホワイトニングの効果を期待できない可能性があります。
- 1.テトラサイクリンによって歯が変色した人
- 2.歯の神経を失っている人
- 3.人工歯がある人
それぞれ詳しく解説していきます。
テトラサイクリンによって歯が変色した人
子どもの頃にテトラサイクリン系の抗生物質を服用して歯が変色してしまった方は、ホワイトニングによる効果が出にくいです。
幼少期にテトラサイクリンを服用することで、歯が成長し形成されている段階で着色・変色やエナメル質の形成不全を起こす可能性があります。そのような状態でホワイトニングをしても、効果が出にくかったり効果が出るまで時間がかかったりすることが多いです。
歯の神経を失っている人
歯の神経を失っている(死んでいる)場合、歯の内部から黒く変色することがあります。このタイプの変色は、ホワイトニングでは対応できません。
人工歯がある人
ホワイトニングの薬剤は、神経が生きている自然に生えた歯にのみ有効です。そのため、詰め物・被せ物・インプラントなど人工で作られた歯はホワイトニングをしても白くなりません。
人工歯がある方は、クリーニングによって表面についた汚れを落とすか、新しい人工歯を作り直すことで歯を白くできるようにしましょう。
砂町北歯科でもホワイトニング受けていただいている方多いので、是非お気軽にご相談ください。
大切なことは歯科医院でのホワイトニングは安全に行うことが可能です。