今回のホームページリニューアルに伴い、雑学的なブログも書きますが、事務的なものばかりじゃなく、少し仕事以外のことも書くようにしようと思っています。
ということで、4/20の週も無事に終わりました。
週の最後は診療終了後、夜からITIの勉強会へ。
今回はYoung ITIということで私に近い世代のトップの先生の講演を聞きに行きました。
まさに圧巻という感想。私も自分をより高めるということに気持ちを新たにすることができました。
ITI(International Team for Implantology)は、
インプラント治療と再生療法を世界中に広めることを目的に作られた国際的な学術組織です。
1980年、スイスのバーゼルでスタートしました。
いまでは100カ国以上にメンバーがいて、
「どうすればもっと安全で、確実なインプラント治療ができるか」を、日々研究・発信し続けています。
特徴は、エビデンス(科学的根拠)に基づいた考え方を徹底していること。
経験や勘だけに頼るのではなく、「科学的に確かめられたものだけを大事にする」姿勢が、世界中の歯科医師から信頼されています。当院のコンセプトもエビデンスに基づくというところで同じです。
どんな活動をしているの?
ITIの活動は、大きく分けて4つあります。
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インプラント治療に関するガイドライン作成
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新しい知見や技術の研究・発表
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歯科医師・歯科衛生士向けのセミナーや教育プログラム
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世界中のメンバー同士の交流・情報交換
また、インプラントの世界的な教科書「ITI Treatment Guide」も発行していて、
この本を教科書にして学んでいる先生もたくさんいます。
ちなみに、ストローマン(当院が使用しているインプラントメーカーで世界シェアNo.1のメーカー)とは長年パートナー関係にありますが、
ITI自体は企業ではなく、独立した非営利組織です。
私も定期的にイベントに参加しています。
ITI以外にもいろんな学術団体の垣根を超えて色んな知識を吸収することを目標としています。
こういうセミナーに参加して常日頃思うのは世の中には凄まじい熱量で臨床をしている先生たちが世界中にいて、患者様たちに最大の利益を提供できるように日々鍛錬を欠かしていないということです。
私自身も患者様たちにより喜んでいただけるように努力を欠かさないようにしたいなと思っています。
今年はGWも営業していますので、何かありましたらご連絡ください。