ピエゾサージェリーの導入
ピエゾサージェリー(超音波骨切削器具による骨外科)は、トマソ・ベルセロッティによって考案された、三次元超音波振動を利用する超音波骨切削器具で骨を低侵襲に切削する方法です。
従来の方法に比べて、骨切削部分の長さ・深さを正確にコントロールすることが可能になり、神経や血管などの軟組織を傷つけず安全に骨だけを切削することができます。
砂町北歯科では、インプラント治療や口腔顎顔面外科手術ならびに骨移植などの処置で、低侵襲(患者さんの体にやさしく、ダメージが少ない)処置を心がけており、このピエゾサージェリーもその一つということになります。
ピエゾサージェリーの特徴
- 痛みがない
- 腫れない
- 出血がない
- 治癒が早い
- 傷・組織欠損が小さい
- 歯が保存できる
従来の回転器具と比べると軟組織を傷つけることなく、また骨へのダメージも少なく、正確に最小限の骨を安全に削ることができるので、よりよい治療を施すことが可能です。
ピエゾサージェリーによる低侵襲治療
低侵襲治療とは、患者さんの体にやさしく、ダメージが少ない治療です。
- 抜歯
- 下顎隆起除去術
- インプラント関連手術(サイナスリフト、スプリットクレスト、骨採取)
- 顎骨嚢胞、歯性上顎洞炎における歯根端切除
- 抜歯における超音波骨切削機器の利点
低侵襲治療とは、患者さんの体にやさしく、ダメージが少ない治療です。
- 頬側の骨壁が薄い症例で歯槽骨を保つことができる
- 骨性癒着の抜歯で歯根表面を切削でき、抜歯が可能
- キャビテーション効果で止血するため術野が保てる
- 下顎管の付近での根尖の抜歯
当院ではありがたいことに多くの患者様に来院いただいており、最新の機材を充実させより良い治療を目指しております。
お気軽にご相談くださいませ。
2021年07月21日 08:17